【ブログ集客】お客様層のペルソナって知っていますか?
▶ペルソナの意味
●ペルソナの定義
「ペルソナ」辞書で調べると
「persona」とは、イタリア語やスペイン語で「人」や「人格」を意味する言葉である。
この言葉は、さまざまな分野で用いられるため、その意味は文脈によって異なる。
■マーケティングで用いられる場合
「ペルソナマーケティング」は、マーケティング手法の1つ。
商品やサービスのターゲットとなるユーザーの「架空の人物像」をつくり、「ペルソナ」に支持されるような商品の宣伝や広告、販売の戦略を練っていく。
■ペルソナのイメージ
「自分のお客様になる架空の人物」をイメージして、その人物が「欲しい」「共感」と思っていただくよう、マーケティングを行う。
この「ペルソナマーケティング」が活かせるのは、
「全員・皆・多くの人」ではなく、
「ある地域の方、あることをしている人、あることに困っている人」など、枠を狭くして、尖った狭い人達にフォーカスを当てて、提供していくサービスなどです。
・裕福層向けの旅行ツアー
・ニッチな趣味(HOゲージ、パッチワーク・・・)
・受験生
・警察官志望
・・・・
大衆消費財のような「歯ブラシ」トイレットペーパー」等の場合、価格が安いものに消費者の多くは流れています。
しかし、尖った商品「歯茎を傷つけないで、歯垢がとれる歯ブラシ」のような商品であれば、高い価格でも買ってくれる方はいますね。
つまり、価格で勝負するのでないのであれば、付加価値を組み込んでいく必要があります。
その付加価値に対し
「共感する人」
「購入したいと思う人」
・・
にフォーカスを当てていく「仮想の人物像」を考え、商品を販売していきましょう!
■ペルソナをイメージしたブログ内容
<例>私のメインの仕事:就職支援
ブログには、専門的な「コンピテンシー」について書いています。
学生の父親に読んでいただきたいからです。
★「上場企業を志望する学生」に向けてのブログ
その父親は、
・転勤族
・上場企業勤務
・企業内で能力向上の研修を受けている
をイメージしています。
その結果、
「父親から薦められて受講」が増えます。
★「警察官を志望する学生」に向けてのブログ
本人に対し
・正義感
・曲がったことが嫌い
・体育会系
・・・の人物が共感する内容について書いています。
■ペルソナのまとめ
ペルソナをイメージすることで、そのイメージ通りの方に「刺さったマーケティング」を行うことができます。
▶ペルソナを理解するメリット
①共感者により多くの共感メッセージを与えられる
②相手の困っている内容に特化した内容がブログに書ける
③具体的な内容まで限られた文字数で書くことができる
④その後のイベントが作りやすい
<例>
・体育会系スポーツ経験者
・正義感が強い
・多くの人のために働きたい。
・曲がったことが嫌い
・粘り強さがある
・・・
まさに、警察官に向いていませんか?
<例>
・多くの人のために働きたい
・弱い人のために働きたい
・子育てに携わりたい
・直接「ありがとう」と言ってもらえる仕事がしたい
・困っている人のために働きたい
・・・・
まさに、市役所職員が向いていますね。
ただ単に「就職支援セミナー」を実施するより
・警察官面接対策セミナー
・市役所職員面接対策セミナー
・保健師職員面接対策セミナー
・・・
のほうが、
ブログに書く内容から、尖ったセミナーに導きやすいですね。
▶ペルソナを活用するデメリット
①興味のないメッセージは読まれない
②尖った分、申込み人数が少ない
③メールマガジンやセミナーが複数種類必要
④尖りすぎた場合、申込みがない
<上記解決の例>
①メールマガジンを複数作成し、それぞれのブログから別々のメルマガに振り分ける
②申し込みが少ないのであれば、逆に少人数ならではの付加価値をつけ、金額を上げる
③メルマガは発信頻度を減らし、セミナーも開催頻度を減らす
④申し込みが無いものは、次回、開催しない
起業当初、セミナーに2名くらいしか、申し込みがあリませんでした。
対策として、月に2時間のイベントを
・40種類のイベントを実施
・月間、合計100イベント開催
・集まらないイベントは開催しない
↓↓
3年後には、10のイベントに集約
↓↓
10年後には、3つのイベントに集約
現在は、3つのイベントにより、月間100名以上の申し込みを集めています。
▶ペルソナの具体的な活用方法
<私の就職支援>
・上場企業志望向け
・事務職志望向け
・警察官志望向け
・消防官志望向け
・保健師志望向け
・管理栄養士志望向け
・土木職志望向け
・・・のブログを書き、
全てを一つの個人レッスンに導いています。
基本的に現在、「個人レッスン」に行き着きました。
その理由は、個々の「尖った部分」に対応するには、個人がベストと判断したからです。
リザーブストックを活用している多くの方
・入口として、グループセミナーを開催
・その後、個人セッションでリピーター化
このような流れが多いですね。
▶ペルソナ活用の注意ポイント
ニーズの無いところには、商機があまりありません。
今の時代、
・どこに「ニーズ」があるのか?
・その「ニーズ」を自分は満たすことができるのか?
・その「ニーズ」を求めている人はどんな人なのか?
・その人に、どんなメッセージを伝えると共感してもらえるのか?
・その共感から、どのように申し込みに繋げるのか?
この部分は、時代によって変わってきています。
時代を読み、ブログを書いていきましょう!